勝宮だよ!
ニワトリだよ!
いやぁ待望の2周目
誰が待ってるって、
自分が個人的に楽しみに待ってるんですよ!
他の3人は色々やってるんだなぁって
こんな短いスパンで話を聞けるのは、
それはそれで面白いものです
3月末で前の仕事を契約満了で終えている自分も、
なかなか仕事にありつけず、
社会的には無職を継続してます
まぁ何とかなりますよ!
生きましょう!
生き抜きましょう
あと、
4人でリレー方式で書いている
ブログ後半の「物語」なんですが、
これの事を考えると、
その日の夜はガッツリ夢を見ます😶
普段使っていない部分の脳を使えているんだと思うんですが、
皆さんも身近な人と是非やってみてください笑
…あぁ〜
空が広い場所に行ってゴロゴロしたいな〜
お金は必要だけど
働きたくないなぁ〜
働きたくないけど
人とは関わりたいんだよなぁ〜
うぁ〜
色んなとこ出掛けたいなぁ〜
さ、今日も1日頑張ろう!!!
(了)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
BP名作劇場(仮)A
《妖怪ビリリンの早く人間になりたい》
第2話(全4話)
(山あいの集落)
怪しげな呪術の声が響く。
踏み荒らされた古い祠(ほこら)を囲む村人達。
祠を前に震える祈祷師の老婆。
この村の頭領・権田原は
震える老婆の背中に恐る恐る声を掛けた。
権田原「…どうなんじゃ?オババよ」
老婆「…………………」
青ざめてうつむく老婆の姿に村人一同が唾を飲む。
老婆「…ここにはおらん…」
権田原「おらんて…まさか…」
老婆「結界が破られ、封印が解かれておる。ここにはもうおらん…」
権田原「何て事だ…」
400年前、この村に1匹の妖怪がやってきた。
その妖怪が持つ「お鈴(りん)」の音色はなんとも美しく、
ひとつ鳴らせば人は足を止める
ふたつ鳴らせば人は心を奪われる
みっつ鳴らせば人は争い合う
それ故に、4つ以上の音色を聞いた者はいないという。
その甘美な音色に村人達は争い合い奪い合い、大きな集落だったこの地を血に染めた。
為す術がなかった村人達を救ったのは、1人の旅の僧だった。
その僧の強力な呪術と結界により妖怪は封印された。
権田原と村人達は、代々この祠を守り監視してきた守人の一族の末裔である。
封印された妖怪の気配が、今の祠からは感じられない。
つまり、それが世に放たれたのだ。
権田原「一体誰がこんな事を…」
絶望感が村人達を包んだ。
ガシャン…ガシャン…
祠に近付いてくる妙な金属音。
村人達は一斉に振り返った。
権田原「…お、おめさんは…」
そこには、
手にノートパソコン、
全身に複数の太い通信コードを巻き付け、
パラボラアンテナが付いた鉄の箱を背負い、
巨大な人形ロボットを引き連れた、
1人の老爺(ろうや)が立っていた。
老爺「安心せい。ヤツの事は調べ尽くしてある。」
老爺のあまりにも小さな声に一同は静まり返った。
権田原「……おめさん、誰?……」
老爺の姿を目にした老婆は驚愕した。
老婆「お主…まさか……」
権田原「…誰?誰なんじゃ?」
老婆は小さな体を震わせ、
天を仰ぎ涙する。
老婆「…ウチの爺さんが…60年間に渡る引きこもりを辞めた…」
老爺は不敵な笑みを浮かべた。
(続く)
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